20130131

2013 Autumn-Winter

2013A/W、発表されましたね。

生身の方の用事がわたついていて直視できなかったんですが
(時間云々よりもむしろ精神的な後ろめたさがキツくて)、
ようやくちょっとばかし荷が下りました。
なので感想呟きながら萌えルック並べてエナジー補充したいと思います。


ライブで見てる間はどこも渋いなーって印象が強かったような(既にぼんやり)
ミラノもパリも暗色メインで堅実な感じが多かったような(ぼんy)


とりあえず贔屓目なとこから。








【MAISON MARTIN MARGIELA】

みんなのともだち、マルジェラ


地味ですね。
ほどよくフォーマルでちょろっと遊びが入ってるルックが多くて萌え。
コート類にいいのが入りそう。ライダースもかっこいい。
あとニットでいいレプリカが出るとの噂もあってこれも見逃せない。
靴は色がどれもすごく素敵だけど、ソールが怪しいので多分見送り。


あと、写真左端の彼、




セットアップかと思いきやツナギっぽい!


今シーズン、ライン④でフォーマルなジャンプスーツがあるんですけど、


これですね


これをトランクショーで見かけたとき、もしサイズが合うようなら
あわや確約かというレベルにまで萌えが滾ったんですが、
(結局サイズが合わず断念しましたが)
この後悔のくすぶるうちにこんなもの出してくるなんて
マルジェラ、おそろしい子…!!

実物見るまでは何とも言えませんが、これはもしかしたらもしかするかもしらん…。








【MARNI】


来季はマルニもビタースイートでカチッとしたの多めですね。
暗色メインですがやっぱり配色はマルニらしくて素敵っす。
花柄パンツとかかわいいけど履きこなせるかなあ。


そして公式サイトでは既に結構な品数が予約可能となってるんですが、
今春夏のアイテムもろくにアップされていないというのに
なにゆえ君らは来季の予約を取ろうというのだね?
と問いつめたくなったのは内緒。

その一部ですが、



シャンブレー生地のシャツの前身頃に同生地でストライプのパッチワーク。
臙脂色のコットンパンツの裾にベルトとドローコードのディテール。

この2つは割と可愛いなとは思いますが
マルニ様で買う必要あるかなあ?という迷いを消し飛ばすほどの萌えはなく。


大概マルニはお店で現物見て事故るパターンなので
事前調査の結果はあんまり当てになりませんけど。








【MONCLER GAMME BLEU】


いつもは「おもしろネタ部門」として楽しませていただいているモンクレール
しかし今回はテーマがスコティッシュゲームとのことで
キルト、タータン、フィッシャーマンズニットなどの個人的萌え急所が満載!

グレートーンのルックとか素敵ですやん…。
これはぜひとも実物を見てみたい…。








【DRIES VAN NOTEN】


またえらいエスニックムードで攻めてきましたねドリス様。

私の頭の中のドリスは元来こういうエスニックなイメージで
ここ最近のクリーンな感じがむしろイレギュラーだったんですが、
いざやられるとそれはそれで戸惑う。

真ん中2つの首の開きとパンツのゆるさが好き。
なで肩の自分が同じことやってさまになるかどうかは解りませんが、
「ゆったりしたボトムス+すっきりしたトップス」はとても好きなスタイル。

あと気になったのが左端の彼が履いているパンツ




ストライプの色味と裾のジップのディテールが大変かわいい。
裾ジップってことはすなわちお直し不可ってことなので
サイズが合うかどうか不安しかないんですが、万一合えばこれは欲しい。








【PRADA】


前回・前々回のあの緊迫感はどこ行ったのと戸惑う程にゆるふわプラダ
相変わらずびっくりするくらい振れ幅大きいですね。
思わず「オレでも買えんじゃね?」なんて邪心を抱いてしまうくらいのリラックス感。
でもやっぱりどこかプラダですよねー、どことなく嘘っぽいとことか。


踝丈のパンツとかくしゃっとした襟元などが気負わずお洒落してる感じ。
こないだの気狂いジェントルメンはウケなかったのだろうか…。
ブルー系のアイテムが印象的でした。ニットにいいのがありそう。








【VIVIENNE WESTWOOD】


旦那メインになってからめきめきミラノっぽくなってるヴィヴィアン。


コレクション自体の華みたいなのは薄くなりましたが
その分無理せず取り入れられる服が増えて着易くなったのも事実。
ヴィヴィアン婆ちゃん全開のドラマティックかつダイナミックなコレクションは
素晴らしく夢見心地にさせてくれるんですが、その分いざ着るとなると
ヴィヴィアンの世界に没入しきらざるを得ないというか。
結構気合いいるのでなんだかんだ足が遠のいちゃうっていうね。


今回のコレクションもそんな感じでした。
ヴィヴィアン感は薄いけど着回しやすそうなルックが多くて実物が気になるパターン。

今回のタータンはパープルとボルドーの大判で使い良さそう。
ヴィヴィアンの股上深いシリーズはよくあるサルエルなんかよりもすとんときれいに
下に落ちるので悪目立ちせずに使えて便利です。ハイウエストで履いてもかわいいし。







【COMME DES GARÇONS】

おいおいおいおい


反骨精神は大したものだがその丸耳ヘッドピースはあかん


ライブ配信でルック見た時は大変笑けましたが
どうやらちゃんとディズニーと提携取ってるっぽいですね。
SHIRTラインでもミッキープリントが出ていました。   ほっ。


ポップカラーでスイートな図柄やメルヘンな刺繍、
珍しく甘ーいコレクションでしたね。

既存のジャケットやブルゾンに無理矢理尾っぽを付けて
燕尾服っぽいシルエットにしたアウターが印象的。


でも見るだけ見て結局買わないってパターンが多いギャルソン、
なんとなくこれもそうなりそうな気がしなくもない。







ここからは目に留まったものをいくつかつまんで








【JIL SANDER】

ジル女史復活で盛り上がるジルサンダー。

このでっかい襟は付け襟?
なんとなく独立してるように見えるんですがどうなんでしょう。
ニットの色が素敵。

そしてジル様ほんとにお若い。お肌つやつやですやん。








【DAMIR DOMA】

新進気鋭の期待の星(らしい)ダミールさん。

いつもはもっとこうドレーーープ!!みたいな印象が強かったんですが
今回はかっちりめ。

鈍い金色のゴムベルトにタックがたっぷり取られたエスニックなパンツが
色別・素材別でいろいろ出てたので見てみたい。
伊勢丹にあったっけ?

そしてダミールさんはすげー男前。








【CHRISTOPHE LEMAIRE】


そうそうそう、オレの中のダミールこういう感じ。


なコレクションだったご存知エルメスを背負った男ルメール。

またえらく枯れたモデルを選んでましたね(失礼)
羽織りつつチラリズムやってるリブ編みニットのポンチョが素敵。
全体的な色味もいい感じ。

現物どこかで見れるのかなー。








【CARVEN】


今一番勢いに乗ってる感のあるカルヴェン(カルバン?)

ほどよくかわいく、ほどよく着易く、ほどよいお値段。
荒くれるファッションピープルのココロの隙間に滑り込むギョームアンリの優しさ。
レディスに比べれば幾分地味だけれど、この「ほどよさ」は心地良い。


このブルゾンかわいいのう。
ブルゾン処分しちゃって新調しようと思ってた所なので嬉しい。








【DOLCE&GABBANA】

ドルチェ&ガッバーナは何気にいつも楽しみにしてるブランド

映画とかに出てくる駄目マフィアっぽいっていうか、
カッチリしてるのにどこか愛くるしい感じがたまらんのです。

萌え補充コレ。








【RAF SIMONS】


天下のディオールを任されて資金潤沢になったのが手に取るように解るラフ

ちょっと前の不調が嘘のように、さながら水を得た魚の如く
イキイキとしたラフっぽいコレクションでしたねー。

露骨に奇抜ではないのに見ててそわそわする雰囲気は彼独特ですね。
虚を突かれた時のような感覚。
コートのシルエットと襟元のディテールがかわいい。








【DIOR HOMME】

▷i◯r


あいかわらずものすごいかっちり具合ですね。軍服みたい。
ファスナーと切り替えしで隠されたポケットがミニマムでちょっとかっこいい。

でもどうせならもっと極限までミニマムにしたらいいと思うんだけど
シートベルトみたいなバックル付けてみたり
身体一杯に魔法陣敷いてみたり

どうしてそうまで無理してお茶目しようとするんだクリス…!








【SAINT LAURENT】

完全にエディスリマンパリです本当に(ry


サンローランどこいった。


とりあえず一番足がヤバいと感じたルックで〆








こんなところでしょうか。



2月に入ればセールも終わって本格的に春夏ですね。
新しい秋冬コレクションには胸躍りますが、

とりあえず迫りくる暖かさを楽しませてくだせえよ。


もう寒いの飽きたよ!

20130114

後染めされた緑色のシャツ




Over-dye shirt
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Maison Martin Margiela 10, circa 2012
cotton_100%
made in Romania
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またか、またSALEの話か。


そうですまだまだ続きますSALE無双




メゾンマルタンマルジェラのライン10、

<男性のためのコレクション>のシャツです。

コレクション、といっても形は極々ベーシック。
脇に穴が空いてるとか裾が折れ曲がってるとか、
いかにもマルジェラなギミックは一切ありません。

くったりとした柔らか素材で肌触りは良いものですが
やっぱりマルジェラっぽい凝りポイントはぱっと見では解らない感じ。


じゃあ何でおまえこんな普通のシャツを
わざわざマルジェラで買うたん?
て話ですけど。

毎回お店にお邪魔する度、何となく目に入ってはいたんですよ。
ほんとに何となく、色が気になる感じで。


でもまあやっぱり極普通のシャツに3万円弱はなあ・・・
ってことでスルーしていたら見事セールに。

ちょっと浮いたお金ができたってのもあって40%OFFで購入しました。






買って後々に調べて解ったのは
これがどうやらオーバーダイ加工、つまり後染めのシャツらしいということ。


言われてみれば確かに。
深みのあるカーキグリーンは所々色むらが感じられていい雰囲気です。
コットン生地のクッタリ感といい、縫い目や端の色褪せ感といい
よくよく見れば自然で味のあるユーズド感も見受けられます。


色の雰囲気に惹かれて購入した私の目に狂いはなかった
ってことでいいっすかね (ドヤァ





ルーマニア製

これがイタリア製だったらもっと割高だったのかと思うと・・・(ガクブル


メイドインイタリアの維持でブランドの格が上がるのも嬉しいですが、
こういう消耗の激しい、かつそんなに凝ってないアイテムを
イタリア外産で安価に仕上げてくれるのも結構嬉しいような。


上手に騙し続けて下さるのでしたら何でもいいです。


はじめて見た時はムキになって取り外していた
このベロみたいな産地表記にももう馴れちゃいました。
ダサいとは思いますがまあいいやって。

ただ印字が潰れるような仕様は止してくれ





ぺろん、サイズ46

特に浮つく所もなくちょうどいい感じ。袖はちょっと長いかもしれない。



緑系統のシャツて実はこれが初めて。
鮮やかなグリーンはきついかもですがこれくらいダークな色味なら
色々と着回し易くて重宝しそうです。

20130111

山吹色のリブ編みセーター



V-neck Sweater
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MARNI, circa 2012
wool_100%
made in Italy
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ドキドキ☆ワクワク☆SALE無双、第二弾は
マルニのプルオーバーニットにござりまする。


2012AWのルックでこちらの御方がお召しのものです。




かわいい///


実際は ジャケットの上にニットを被る っていう
わけわかんない事やってるのにそこはマルニマジック、
御覧下さいこのえも言われぬ洒落た雰囲気。
「MARNIはお洒落さん」はもはや世界の共通認識ですね。


同型で赤いのもあってあれもかわいかった。




ねえ何その尻尾!?
わけわかんないけどかわいいなあおい///
これをファーストルックにするとか本当にコンスエロ様は解ってらっしゃる・・・



とまあ、コレクション公開時点で既に欲しい欲しいお化けのターゲットだった
こちらのニットなんですが、色々あって見送りが決定していたんですよ。

ルックでも目立ってるし即完売とかだろうなああああって
ろくに追跡もせず放ったらかしていたところ、





SALEで70%OFFの投げ売り御免





・・・(^v^)


もうね、
やめて!そんなに自分のこと傷つけないで!!
あたしが買うから、買うからもうやめてええええええ
みたいな。

結果として欲しかったものを破格で買えたんだから嬉しいんですが。






ブランド公称では「GOLD」とのこと。
黄金の小麦畑を描け」って言われたら真っ先に選びそうな感じというか。
まあマスタードって言った方が通じがよさそうですけど。


生地はウール100%で割としっかり編まれたリブニットなんですが、ものすごく柔らかい。
手触りもすべすべしていて、素肌にも全然ちくちくしない。
カシミア様やアルパカ様の加護を受けているわけでもないのに、すごい。

「マルニは生地がいい」ってのもよく聞く話ですけれど
こういうことなんだなって感心しきりです。


でサイズ。
私はてっきり「ジャケットの上から被る」芸当は
ニットのサイズを上げることで実現させてるんだろうと思ってたんですけど、
どうやら同サイズをチョイスすればルックが完成するていで作られてますね。
アームも身頃も結構ゆったりです。

なので上に何か羽織ろうとした時にちょっとつっかえるかも?
同じくアームゆったりのアウターなら平気かもしれませんが
それこそお洒落なジャケットとかはダメでしょうね。



ところで、






タグ、ダサくなりましたよね・・・



ちょうど去年頃から?おなじみの赤い刺繍タグからこのようなプリントタグに。
レディスでは変わらず刺繍タグが使われていますし、
廉価ラインでは男女ともこのプリントタグっぽいですし、
単純に差別化したかっただけなんでしょうかね。

まあ元の刺繍タグも安っぽいっちゃ安っp 
マルニらしい素朴な可愛らしさがあって好きだったんですけどねえ、刺繍。残念。






共布、ならぬ共糸。うれしい。
こういう付属品が抜かりないブランドは好きになっちゃいますね。
んもう、コンスエロ様ったら・・・///




思えばこのシーズンはニットが豊作でした。
この寒さはまだまだ続きそうですし、ニットの活躍する時間も多そうで嬉しい限りです。


それではまた。

20130108

ドイツ軍のスニーカー



leather sneaker
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Maison Martin Margiela 22, circa 2012
camel leather_100%
made in Italy
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というわけで。
記念すべき第一稿はメゾンマルタンマルジェラの定番スニーカー
通称「ジャーマントレーナー」で御座います。


何を隠そう僕が始めて手にしたマルジェラの製品がこのトレーナー。
3年前のセール時期に恵比寿を訪れた際購入しました。

こちらがその一代目トレーナー。



グレーのカーフレザー、表皮×スエード仕上げ。


ソール削れてもキニシナイ!
色が剥げてもキニシナイ!

そうして大したケアもせず酷使していた結果、とうとう恐るべき事態が・・・




















おわかりいただけただろうか










歩き心地も悪くなってきたことだし、いい加減買い替え時かなあって事で
この度二代目となるトレーナーを娶る運びとなりました。








2012年秋冬、マルジェラがブランド挙げての一大キャメル祭を敢行したのはまだ記憶に新しいかと思います。

キャメルヘアーのコートやニット
キャメルレザーのバッグ
キャメルカラーの映えるルックの数々


地球のどこかで駱駝が大量発生して困ってるのかと思わせんばかりの怒濤のキャメルマテリアル推し。



このトレーナーもその流れを汲んだのか素材は内外ともにキャメルレザー。
牛革とは違った肌理の粗さや色味の表情がいい雰囲気です。
汚れとかめっちゃ詰まりそうですが





サイズ42
そしてでかでかとMADE IN ITALY


一代目はセールだったこともあって残ってた43にしたんですが
それだと靴紐無しでは履けなかったんですよね。
ベロにゴムを通せば紐無しでも履ける!という彼らの茶目っ気を
ことごとく無視した選択だったわけです。
結局、くたびれる頃には紐付きでも若干ガバガバだった一代目。
ほんとすいませんした。


しかして二代目はジャスト42!紐無しでも履ける!
まあ最初は紐通して履きますが、馴染んできたら待望の紐無し生活始めたいと思います。





お馴染みレプリカタグ

「ドイツ軍の訓練用運動靴」だからジャーマントレーナーだそうですが、
そもそもの出所はオーストリアなんですかね?


去年ごろからジャーマントレーナーのレプリカタグも
ブーツ等同様ソールに縫い付けられるようになりました。

今までの布シールだとどうしても着用中に剥がれちゃうんですよね。
結果、ソールが靴下にくっついたり人知れずゴミを集めてきたりと
それなりに不快だったのでこの仕様変更は嬉しいです。


ちなみに購入はALOHA RAG様にて。
直営店、公式eブティック、その他セレショでも全然見かけない色だったので
ちょっとだけ偽物の可能性が頭をよぎりましたが(ほんとすいません)。
セールに突入しても有り余る在庫に別な意味でヒヤヒヤしながら注文。
始めての利用でしたが関税関連の手続きもあちらでやって頂けたのでとても快適でした。
ていうか疑ったりして誠に申し訳御座いませんでした。




そろそろ春夏シーズンも本格化してきますね。
先シーズンのお買い物と並行して記事にできれば、と思います。

それではまた。

20130103

opening



テステス。

着飾ること、食べること、住まうことの端々を絵空事のように囃し立てては眺めるために。
要するに僕もソニアパーク様のアレみたいなアレしてみたいっていう。

凝りっぽいわりに飽きっぽいからいつまで保つかはわからない。